絵画とともに楽しむオルガンの名曲
ってわけで
某美術館で行われた音楽会に行って来たんですが、
書くことが、
ないよ。
だって、演奏ほとんど聴かないで
会場の外で作業してたんだもの。。
そうそう、そういえば
某著名人ご家族が来ていたなあ。
とか
屋外に置いといた靴が凍りついてたなあ。
とか
えー12/15にも音楽会
があるのー?
とか
あー
を読んでこちらに来てくださった方々、
ごめんなさい。
やひめ様の
を読んで
機嫌を直してください
ね。
2005 年 12 月 13 日 絵画とともに楽しむオルガンの名曲 ってわけで 某美術館で行われた音楽会に行って来たんですが、 書くことが、 ないよ。 だって、演奏ほとんど聴かないで 会場の外で作業してたんだもの。。 そうそう、そういえば 某著名人ご家族が来ていたなあ。 とか 屋外に置いといた靴が凍りついてたなあ。 えー12/15にも音楽会 とか
あー を読んでこちらに来てくださった方々、 ごめんなさい。 やひめ様の を読んで 機嫌を直してください ね。 2005 年 12 月 9 日 マッチばこcom 「マッチばこ com(マッチバコ コム) は、ワクワクするようなマッチ箱がたくさん詰まったひとつのおおきなマッチばこです。」 お~くぼ食堂もワクワクマッチ箱の中のひとつです。 マッチ箱をあちこち見てみると、いろんな発見があって面白いです。 みなさんもいろんなマッチ箱を開けてみてください。 って、なんだろ、このぎこちない文章は・・・ シフトチェンジ! そうそう、だからね、 某~!?くぼ食堂★ドタバタ記 マッチばこcom お~くぼ食堂とその周辺のいろんな情報が収集できて楽しーのさ。 ホットニュースはトップページ左側から。 ホットホットニュースはBBSにおまかせってね。 BBSに書き込むにはね、あーして、こーして、そーやるのさ。 んで、昨夜はマッチばこcom ワタクシはみごとにはずしちまったい。 くわしくはマッチBBS参照。 んでんで、昨夜マッチばこcom なんだか自分もマッチ箱が欲しくなって 真似して作っちゃったのであった。 マッチばこcom にせものマッチでもながめていてください。 2005 年 12 月 8 日 新シリーズスタートです。 題して「お~くぼ食堂の楽しみ方」。 そのまんまですね。 おーきなお世話ですね。 えーと、なんといいますか、 フード&ドリンクがおいしくて楽しいとか あの二人がおもしろくて楽しいとかっていうのは 書くまでもないことなので、 それ以外の楽しみを紹介しようという 第一回は クリスマスの話題。 まず、踏まえなきゃいけないのは これ↓ ★お~くぼ食堂的★ 各日 限定12名さままでだそうなんで、ご予約はお早めに ってかんじなんですけど、 すでにお店の中のそこここに クリスマスな雰囲気が・・・ もういくつ寝るとクリスマス そんな心はずむ季節ではありますが、 世知辛い世間の寒風にさらされ、 そんなあなたの心を温めてくれるのは この方。 ジュリー じゃなくて ツリーくんです。
先日、お~くぼ食堂を訪れると、お店の片隅で 色の白い男性がひとりさみしそうにビールを飲んでいました。 しばらくしてから、ちいさな話し声に振り返って見ると 先程までさみしそうだった男性が ツリー君と話をしているじゃないですか。 何事かを語りかける男性と ただうなずいて話を聴くツリーくん。 蒼白だった男性の顔がうってかわって キラキラの瞳とニコニコの笑顔になっていました。 作ってないですってば。 ほんとの話なんですってば。 そんなわけで、 あなたもお~くぼ食堂でツリーくんを見かけたら 話しかけてみてください。 きっと うなずいて話を聴いてくれることでしょう・・・ 2005 年 11 月 30 日 <まえがき> そもそも、なんで「蛍の光」をテーマに書こうとしたのか思い返してみると、「蛍の光」は4番まであるってのをのほほんさんに説明しようとしただけなんですよね。それがねー、あれやこれや詰め込んだら長くなっちゃった。読みにくいとは思いますけど、頑張ってやった宿題なので、どうか目を通してやってください。 「蛍の光」・・・あの美しいメロディーを聴いて、どんな情景を思い浮かべますか? 卒業式、閉店、紅白歌合戦の締め、船の出航・・・ 別れ・終わりのシーンにピッタリの曲ですよね。聴いただけで条件反射のようにしんみりとしてしまいます。言いようのない物悲しさせつなさが胸に込み上げてきます。 <別離> 歌詞はどうかな? みなさん、「蛍の光」の歌詞って憶えてます? 知ってます? 最近は卒業式で「蛍の光」を歌わない学校が多くなったので、歌詞を知らない人も増えているんだとか。 ほたるのひかり、まどのゆき、 どうですか? <良いお年を> 別れのイメージのほかに、「蛍の光」には大晦日のイメージもあるんですけど、これって「NHK紅白歌合戦」の影響でしょうかね? <Happy New Year> 先の「英語圏の慣習」ってことについて説明しますと、イギリスやアメリカなどでは、ニューイヤーパーティーに「蛍の光」を演奏したり歌ったりする習慣があるんだそうです。特に新年を祝う歌として歌われることが多いという話です。 それにしても、カウントダウン前の合唱はわかるとしてもですよ、新年を迎えての「蛍の光」っていうのがね、日本で生まれて日本で育った自分としては、どうにもしっくりこないんですよ。やっぱり、ほら、別離のイメージが強いから、っていうか、歌詞がお別れそのものだからね。「あけましておめでとうございます」にはそぐわない。あの歌詞である限り、新年に大合唱なんてことは、日本では行われないんでしょうね。 あー、ところでですね、さっきから英だの米だの書いてますけど、みなさん、「蛍の光」って曲はもともとはスコットランド民謡だってことはご存知ですか? <Auld Lang Syne>
さーてと、「蛍の光」はいったい誰が作ったんでしょうね。ルーツはスコットランドの民謡です。これは間違いないでしょう。でもね、いろいろ調べたんですけど、ややこしくって。だって、あちこちで書いてあることがバラバラなんですよ。でもなんとかまとめてみました。 まず、「Auld Lang Syne」という歌の話をしましょう。 最初に書いちゃいますが、この歌、「蛍の光」のメロディーとまったく同じなんですよ。 もちろんスコットランドの歌で、発祥は15世紀と伝えられ、作曲者は不詳となっています。もともとの作詞者も不詳で、しかも口伝えだったので、時代によって歌詞は変わって(替えられて)きたようです。文字として残っている最も古いものは、15世紀のフランシス・センピルの作だそうです。しかし、現在歌い継がれている「Auld Lang Syne」の歌詞は、1788年にスコットランドの国民詩人であるロバート・バーンズ(1759-1796)によって書かれたものです。 「あれ? 蛍の光って、そんな歌詞だったっけ?」と首を傾げたあなた。そうです、日本語の歌詞からは「再会」なんて読み取れませんよね。陽気でもないですしね。なぜなら・・・っていうのは、またのちほど。 それでですね、バーンズが歌詞を付けた時点では、なんとですね、メロディーが現在の「Auld Lang Syne」とは別物だったんですよ。わ~びっくり。…してよ。 元歌と替えられたのは詞だけじゃなくて曲もだったんですよ。替えられてから、おなじみの「蛍の光」のメロディーになったわけです。 <Awake, my soul, stretch every nerve>
バーンズが「Auld Lang Syne」を書いた年よりさらに33年前の1755年、イギリスの牧師である讃美歌作者フィリップ・ドッドリッジ(1702-1751)が「Awake, my soul, stretch every nerve」という賛美歌の歌詞を書いたとされています。曲の方はやはりスコットランドの民謡で、それを賛美歌に取り入れたって形ですね。そして、なんとですね、現代まで伝わるこの賛美歌のメロディーはですね、「蛍の光」とまったく同じものなんですよ。わ~びっくり。…してよ。う~む、まったく何がどうなってるのやら。ね、ややこしくなってきたでしょ? まず謎なのは、1751年に亡くなったドッドリッジが1755年に書いていること、、って、ちょっと! お墓の中で書いてるよ! まあおそらくは、この曲が賛美歌として成立した(発表された)のがドッドリッジ死後の1755年ってことなんでしょうね。 次の謎は、「Auld Lang Syne」の現在のメロディーと「Awake~」がなぜ同じメロディーなのか? 「Awake~」の方が数十年早く作られたのに。 他にも謎ばっかりなんだけど、同じメロディーになってるってことはまぎれもない事実なのさ。 <めさめよわがたま(こころはげみ)>
賛美歌「Awake, my soul, stretch every nerve」はちゃんと日本語に訳されています。家にある賛美歌集「讃美歌」を開いてみると、第370番「めさめよ、わが霊」として収録されていました。もちろん歌詞はまったく違いますが、楽譜を見る限りでは間違いなく「蛍の光」と同じメロディーです。「めさめよ、わが霊」は純粋に讃美歌として日本に入ってきて教会で歌われてきた歌です。「蛍の光」の替え歌なんかじゃありませんからね。間違えないでね。 蛇足~。前述の「讃美歌」って初版が1954年発行なんですが、1999年発行の「讃美歌21」には「めさめよ、わが霊」が収録されてないんですよ。でも探したらドッドリッジの「Awake, my soul, stretch every nerve」はありました。讃美歌537番「眠りからさめよ」がそれです。違う日本語詞が付いていて曲もまったく別のものでしたが。 さあ、いよいよ話は「蛍の光」誕生へと。 <唱歌「蛍」>
「蛍の光」という歌は唱歌として誕生しました。唱歌というのは、簡単に言うと、文部省が教育用に選定した子どものための歌です。って聞くと「ああ童謡ね」って思う人もいるでしょう。でもね、ちょっと違います。違うんですが、「唱歌ってなんなの?」「童謡ってなんなの?」っていう質問の答はここでは省略します。ごめんなさい。 1872年(明治5年)学制が発布されて「唱歌」という教科が設けられました。唱歌の歴史の始まりです。 あ、そうそう、「蛍の光」は「Auld Lang Syne」が元ネタだと書いてあることが多いんですけれども(たしかにメロディーは同じなんですが)唱歌の制作過程や賛美歌との関係なども考慮に入れると、賛美歌「Awake, my soul, stretch every nerve」を下地にして作られたとみるのが自然じゃないかと思うんですよ。でも、実際にどっちだったのかは闇の中。翻訳して書かれた日本語詞だったら、はっきりしてたんですけどね・・・ 詞といえば、長い間、作詞者不詳となっていたんですが、現在では「蛍の光」の日本語詞を書いたのは稲垣千頴だということが判明しています。根拠としては、音楽取調掛長 伊沢修二の1883年(明治16年)の演説記録などがあげられます。この演説の一部を取り出して要約すると、「蛍の光」は稲垣千頴の作であり、勉学に励んだ学生が卒業するときに友に別れを告げ、国家のために力を合わせる事を誓う様子を歌ったものだ、となります。さらに、卒業時に歌うべき歌だとも述べています。 「蛍の光」は現在では2番までしか歌われませんが、実際は4番まで作られ、歌われていました。国家のために、という内容は3番、4番に出てきます。 <蛍の光> 小学唱歌集 初編 一 二 三 四 というわけです。 蛍の光 窓の雪 書読む月日 重ねつつ いつしか年も すぎの戸を 開けてぞ今朝は 別れゆく とまるも行くも 限りとて かたみに思 う千万の 心の端を 一言に さきくとばかり 歌うなり
筑紫のきわみ 陸の奥 海山遠く 隔つとも 千島の奥も 沖縄も 八洲のうちの 護りなり 至らん国に 勲しく つとめよわがせ つつがなく この場合の「せ」は、卒業の歌であることと、当時は小学校から男女別学が基本であったことから、3ではないかと考えられます。えーっと、3の意味に男色ってニュアンスが含まれてるってことはないですよね? あったら3は却下なんですが。 歌意をまとめるとこんなかんじでしょうか。 一生懸命勉学に励む月日を重ねてきたけれど
故郷に留まる友も遠へ行く友も今日を限りと
九州の果て東北の果て
千島列島の最果ても沖縄も
違ってたらごめんね。 4番の「千島の奥も 沖縄も」のくだりは、当時、千島列島と沖縄を日本領土としたばかりだったので、こういう歌詞になったんですね。(1875年(明治8年)千島樺太交換条約。 1879年(明治12年)琉球処分により沖縄県設置) 千島の果ても 台湾も
結局、1945年の敗戦後から3番4番は歌われなくなりました。おそらくGHQ きっと、いろんな人のいろんな思い出に刻み込まれながら。 <まとめ?> 唱歌は「蛍の光」に限らず、国民教育という役割を担うものがほとんどだったんだよね。もちろん軍国主義の。そのうえ歌詞が難解ということもあって、言文一致唱歌運動が起こり、そして大正中期、童謡の誕生と相成るのだな。 おしまい 参考文献: 金田一春彦『童謡・唱歌の世界』教育出版 参考サイト: d-score できる限りの調査はしましたが、間違いもあると思います。気が付かれた方はコメント欄にてご指導くださいませ。よろしくお願いいたします。 おまけ
<国歌> モルジブ共和国と韓国は「蛍の光」のメロディーを国歌にしていた時期があったんだって。 <ロングサイン> どこかでね、読んだんだよ。独自ルートで(唱歌を経由せずに)日本海軍軍楽隊に「Auld Lang Syne」が入ってきたってのを。でもどこで読んだのか忘れちゃった。出航のときに演奏される「蛍の光」はその名残で、海軍では「ロングサイン」と呼ばれた。っていうようなことだったんだけど、確証なし。海軍で歌われていたらしい「別れ」っていう歌があるんだけど、これのことかなあ? メロディーおんなじ。でも、これはきっと「蛍の光」の替え歌だよなあ。だって「蛍の光」と同じく完全な七五調の歌詞なんだもの。七五調なんてあのメロディーにうまく乗らないのにさあ。 じつはね、最初は「蛍のあかり」って歌詞だったんだけど、文部省にお伺いを立てたとき「蛍のひかり」のほうがいいんじゃないかと朱書きされて、「蛍の光」になったそうなんだよね。 <閉店ソング> 2005/11/30 19:50 隣町のホームセンターで電球を買おうとしていたんだけど、ちょうどそのとき、蛍の光が流れてきたんだよね。閉店時間だから。やっぱり帰らなきゃいけない気分になるよなーなんて考えながら聴いていたら・・・ え? あれ? 1234あれー? 123…! 愕然としちゃいましたよ。何故今まで気がつかなかったんだろう。ふつう、「蛍の光」って4拍子でしょ。でも、このお馴染みの閉店のメロディーは3拍子じゃん! 3拍子ってことは「別れのワルツ」ってこと?
やはり最後の最後は「蛍の光」の演奏でお別れしないとね。 『蛍の光』 ほたるのひかり まどのゆき |
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